トップ | 函館便り | 北の風車 | あすなろ商会 | 最新号のトップへ |
最新号|Index|6月|5月|4月|3月|2月|1月|12月 |
◇鷲ノ木遺跡見学 | このページのトップへ | |
森町教育委員会が開いた見学会に参加しました。実際に現地に立って、専門家の説明を聞くと、あらためて縄文人のパワーと、遺跡の重要性を感じました。4000年も前に、山の頂上を削って台地にし、3km以上も離れた川から何百という石を運んで並べる。中には100kgを超えるものあります。日常生活に関する遺物が出土していないことから、純粋に祭祀の場として作られたらしい。 今は、高速道建設予定部分の細長い区画だけを発掘調査していますが、もし周辺も発掘できれば、、青森の三内丸山遺跡に匹敵する遺跡が出土すると、関係者は考えています。現在見えているだけの規模でも、作り上げるのは相当の人力が必要と考えられ、それを支える集落が周辺にあったはずだということです。事実、直線で300mほど離れた山の斜面から、27基の土坑墳墓群が出土しています。(鷲ノ木第4遺跡) ただ、そこはもう高速道建設のために削り取られて、今は跡形もありません。ストーンサークルと竪穴墓のある、ここ第5遺跡も、工事やり直しの費用のメドが立たず、今のところ保存される可能性は低い状況です。 ストーンサークルの台地から見える駒ヶ岳は、4000年前と今とでは山容がまったく違って、富士山のようだったといいます。縄文の人々は、この駒ヶ岳の肩口から昇る太陽とストーンサークルで、暦を作っていたのではないかと推測する専門家もいます。 4000年前の遺跡が、経済効率最優先の現代に何ほどの意味を持つのか、人それぞれの考えはあると思います。ただ、われわれの直接の祖先とはいえないまでも、原日本人である縄文の人々の敬虔な祈りの地を、高速道の下敷きにしてしまうことに、なんとも偲びがたい思いを拭いきれません。 |
||
写真右側が、ストーンサークルのほぼ全体。下段左側が 竪穴墓。下段右は専門家の説明を聞いているところです。 竪穴墓はこの写真の下の方、5〜6mくらい離れたところに あります。 |
||
先週図書館から借りてきた犬についての本は、2冊とも気楽な読み物ではなかった。読み飛ばすページ゙の方が多く、読了するまでに時間がかかりそう。書評を読んで食指が動いたのですが、ただの犬好きには少々高尚過ぎたようです。 |
||
平成16年5月16日(日) マシュウ |
◇近所の桜 | このページのトップへ |
「花に嵐」。3日と4日は雨で、風も強かった。これでもう、五稜郭や函館公園の公園の桜も終わりでしょう。 写真は、ご近所の枝垂桜。後ろの白ぽいのは、葉が目立ちはじめたソメイヨシノ。 |
|
◇盲導犬 | |
先日観たテレビのペット番組で、北海道盲導犬協会の活動が紹介されていました。ここで訓練を受けているのはラブと、ラブとゴールデンのミックスの2種類。やはり盲導犬には、性質が温和で、人になつきやすく仕事をきちんとするレトリーバーが最適なんだそうです。それでも、訓練を受けて盲導犬として活動できるようになる犬は、今回の番組の中では40頭に16頭で、半分以下。現在、全国で920頭の盲導犬が活躍しているそうですが、必要としている人は約7800人。まだまだ満たされない状況が続きます。 ちなみにゴールデンは、冬場に雪球が長い毛に着いて、屋内に戻ってきたときの扱いが面倒だからということで、北海道では盲導犬としては使っていないそうです。 番組を観てて泣かされたのは、パピーウオーカーと犬の別れ。仔犬のときから一年間育てて、協会に返す。最初から決まっていることとはいえ、やはり辛いものがあります。自分なら、とてもパピーウオーカーはできないと思いました。もっとも、誰でもなれるわけではありませんが。 ところで、気になったのは盲導犬になれなかった犬たちはどうなるのか、ということ。番組ではそこまでの説明はありませんでした。パピーウオーカーに譲られるのならいいのにと思いましたが、確かめたわけではありません。どちらも犬として幸せに生きてほしいと思ったことでした。 |
|
最近、住宅に風力発電機を取り付ける人が増えているそうです(読売新聞4月24日)。 |
|
平成16年5月5日(水) マシュウ |
このページのトップへ | 最新号|Index|6月|5月|4月|3月|2月|1月|12月 |
トップ | 函館便り | 北の風車 | あすなろ商会 | 最新号のトップへ |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||