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04年3月 | |
◇桜前線 | |
先週、気象庁から全国の桜の開花予報が出されました。東京以西では既に開花しているところが多いようですが、凾館ではまだ1ヶ月も先のことです。開花予報の対象にさえなっていません。 今頃になると、毎年決まって思い出すことがあります。30年以上も昔、予備校に通うために初めて東京暮しを始めた頃です。満開の桜を見て、花の色があまりに白っぽく色褪せているので、東京の桜はどれも公害にやられているのかと、訝しく思いました。 今、日本の桜の8割がソメイヨシノだといわれています。江戸時代の末に東京・染井村(現在の豊島区巣鴨近辺)の植木職人がオオシマザクラとエドヒガンを交配させて作り出したものとか。挿し木、接木で量産がしやすいことから、明治以降急速に広まったということです。 日本人に愛され、国花にもなっている桜ですが、西行が詠んだ桜と、梶井基次郎が「死体が埋まっている」と詠った桜は、種類も色・形も全然違うものだと思うと、少々複雑な気がします。 |
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◇しつけ | |
遅まきながら花子をしつけています。最近読んだ「幸せにになる犬との暮らし」(幻冬舎文庫)に、犬が先にたって歩く姿はみっともないと書かれていて、なるほどそうかと思ったからです。 今はその本に書いてある矯正方法を試しているのですが、これがなかな上手くいきません。犬が先に立ったらすぐ歩く方向を変えなさいというのですが、これだといつまでたっても前に進まないのです。同じところを犬と飼い主がぐるぐる回っています。
花子は決して物覚えの悪い犬ではありませんが、この訓練はどちらがリーダーかということをはっきりさせるものですから、今まで甘やかしていた分、抵抗が強いのかもしれません。長期戦になることを覚悟しています。 |
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平成16年3月23日(火) マシュウ | |
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◇ペルーのイカ | |
函館はイカ漁でも有名で、その時期になると毎朝獲れたてを売り歩く声が街中に流れます。イカを使った特産品も多く、塩辛はその代表でしょう。 嘆かわしいことですが、少々へそ曲がりな作者は、企業の醜態を責める前に、凾館のイカとは違うと気づいた人の舌の力に感心させられました。刺身ならともかく、塩辛ですからね。 |
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◇イカ型の鐸形土製品出土 | |
イカといえば、過去何度か話題にしている森町の鷲ノ木遺跡で、イカの形にそっくりな鐸(たく)形土製品が見つかったというニュースが、最近ありました。大きさは高さ11.5センチ、最大幅5センチで、形状は同町の名物である「いかめし」にそっくりとか。 まさか、4000年前の縄文人が「イカめし」を食べていたとは思えませんが、同遺跡ではキノコや海獣の土製品が見つかっていて、イカ形もその一種。当時は生き物や食べ物の形を土器として残す、何らかの風習があったのでは」(森町教育委員会)とういことのようですから、イカを食べていたことは十分に考えられます。 それで思いついたのですが、森町で「縄文イカめし弁当」なるものを考案して販売したらどうでしょう。その売上で利益を出して、鷲ノ木遺跡の保存の費用の足しにするのです。それであれば、「縄文」の名を冠しても、縄文人は納得してくれるでしょう。でも、イカは地元産のものです。間違ってもペルーのイカは使わないことです。 |
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平成16年3月13日(土) マシュウ |
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