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04年1月
◇積雪171センチ

 道東の北見市では、1月13日から降り始めた雪が、16日までに171センチにもなりました。1983年のアメダス観測開始以来、最高の積雪量とのこと。市内でも、風下の吹き溜まりに当たるところでは、3メートルに達したところもあったようです。 

 実は、作者は高校時代まで北見市に住んでいましたが、子どもの頃は1メートルを超える積雪は普通のことだったように記憶していました。ところが、調べてみると北海道の中でも降雪量の少ないところで、平年では最大でも80センチに満たないのです。子どもの頃の記憶は当てにならないと思いつつ、誰も彼もが、身の丈を超える雪に囲まれて難儀をしているんだろうなと、久しぶりに故郷に思いを馳せたことでした。

写真:雪に埋まったバス停(北見市のホームページより)

 そういう意味では、函館は恵まれた地域です。昨日、久しぶりにまとまった降雪がありましたが、市内では30センチも積もったでしょか。このままでは、2月に開かれる五稜郭公園での「冬フェスタ」の雪像作りも中止になってしまいそうです。

◇「五稜星(ほし)の夢」イルミネーション

 五稜郭公園といえば、「五稜星(ほし)の夢」イルミネーションが2月29日まで点灯されていますが、この雪で写真撮影にはお誂え向きの情景にりました。北海道の冬のイベントには、やはり雪がないと様になりませんからね。次号では、ぜひトップページに載せたいと思います。

◇北の縄文文化フォーラム

 函館で今月31日、哲学者の梅原猛さん(国際日本文化研究センター顧問)を招いて、「北海道の未来と縄文文化」と題するフォーラムが開かれます。(北海道主催)。作者にとって大いに関心のあるテーマで、入場無料ということもあって、休業して聴きに行くことにしました。次回にでも、内容をリポートできればと思っています。

平成16年1月24日(土) マシュウ

◇風力発電 

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 北海道地図の画像北海道での風力発電に対する取り組みは、町おこし、地域振興の意図もからめて、相当に進んでいるようです。昨年の3月末で125基が稼動して、約11万kwの電力を供給しているとか。これは全国のおよそ4割に相当するということです。その時点で建設中のものが62基あり、これらが完成するとさらに約5万kwの増加になるということです。

 函館では商業目的の建設計画はないようですが、市民レベルでの取り組みは行われています。「南北海道自然エネルギープロジェクト」(ピーターハウレット代表)という市民グループでは、昨年、会員の商店の屋根に小型の風力発電機を取り付けました。市内の三育小学校では、父兄と先生のボランティア活動で、やはり小型の発電機を取り付け、子どもたちと一緒にエネルギー問題の勉強をしているそうです。

 石油や原子力発電に代わるクリーンエネルギーの開発がさまざまな分野で進められていますが、それこそ、あなたまかせ風まかせの風力発電には、わけもなくロマンを感じます。

 そんなわけで、「編集後記」などという無味乾燥な表題を、「北の風車」と改めたしだいです。

◇人畜共通病原菌

 アメリカ産牛の狂牛病や、ハクビシンが疑われている新型肺炎。かと思ったら、鳥インフルエンザと、このところ家畜を媒介する病気の問題が続いています。人畜に共通する病原菌は200種類以上もあるとか。猫や犬にも人間に感染する病気がありますから、ペットの健康管理は十分に心がけたいものです。(反省を込めて)。

◇花子のアルバム

 ページを作りながら、つくづく写真の才能がないことを思い知らされました。いくら修正ソフトが進化しても、構図やアングル、そして何よりも、一瞬の表情を切り取る視点が定まっていなければ、良い写真にはなりません。犬好きの方に、こんな犬もいるのかという感じで見ていただくだけでもありがたいと思います。

平成16年1月14日(水) マシュウ

◇穏やかなお正月です

 クリスマスもそうでしたが、雪の無い暖かな元旦でした。雪が積もっていないと、やはり北海道のお正月らしくありません。そう思っていたら、3日の夜から4日の一日、断続的に降り一面の銀世界になりました。10センチ近くは積もったでしょうか。それでも、このまま根雪になるとは思えない、この冬の函館 です。

◇昨年の13大ニュースは

 作者が恣意的に選んだもので、事の大小にはあまり関係ありません。中でも関心を持っているのが、これは大きい事の部類ですが、市町村合併の動きです。道外に出られている方にとっては、場合によっては故郷がなくなってしまう事態です。例えば、椴法華(とどほっけ)村というユニークな名前の村が消えてしまうとしたら、地元の人ばかりではなく、残念に思う人は少なくないでしょう。「函館市椴法華町」という形で地名が残るにしても、それはもう、椴法華村とは違うものと考えるのは、作者の思い過ごしでしょうか。

 函館東高校と北高校の統合にしても、少子化による運営面の課題解決に必要なこととはいえ、母校がなくなってしまうという思いは、卒業生には辛いことでしょう。何もかもが時の流れだということかもしれませんが、函館に限らず、日本の社会は個人のアイデンティティをますます希薄にするように動いている気がしてなりません。

◇ペットブーム

 なんだそうです。調べ切れてないので、データ的なことは言えませんが、とにかく、 ブーム。かつては、幼児とペットはお断りだった賃貸住宅も、積極的にOKという物件が急増しているそうです。いまやペットは家族の一員で、愛玩動物などという言葉は、もはや死語。

 かくいう作者も花子にはメロメロですが、よくペットショップや動物病院で、花子ちゃんのお父さんと呼ばれることにはとても抵抗があります。家族の一員として遇していても、犬の親になったつもりはないからです。でも、具合の悪い今の花子に、まるで自分の子どもにするように励ましたり慰めたりしている自分を見ると、苦笑せざる を得ません。

 明日は一番に、休日明けの動物病院に連れて行かなければ…。

平成16年1月4日(日) マシュウ
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